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Walking on the Moon
M. Jules Aedin
RightChoice★★ summary:
1969年、それはニール・アームストロングがアポロ11号で月面に着陸した年。

Clive AldridgeとPhillip Osborneはかつて教え子と教授であり、今は同僚の教授同士、そして隠れた恋人同士であった。この6年間、ずっと関係を秘めてきた彼らは、翌日に同じ家に移り住むことになっていた。家をシェアする友人として、そして秘めた恋人として。

雪の降る夜中、CliveはPhillipの声に起こされる。
Phillipは木々の奥にある、彼にとっての祈りの場所へとCliveをつれていく。強制収容所で失った友、そして恋人を悼むその場所で、Phillipが取り出したものは一対の指輪であった。

まだ同性同士の関係が許されなかった時代。
いつかその指輪を本当に属する指へとはめることができる日がくるのかどうか、2人のどちらも知らなかった。
.....



アンソロ「To Have and to Hold」から。

短編ながら、長い時間の経過を書いた、味わい深い掌編です。
読みおわった後の余韻が深い。語り口にも静けさがあっていいと思います。

強制収容所、月面着陸、ニュルンベルク裁判と、歴史の物事と絡めて書かれていることもあり、2人を包んでいる時間の流れが実感できるというか、重みを感じます。
それだけにラストが本当に美しい。

この2人の出会い編はまた別にあるようなのですが、それを感じさせずに読みとおすことができるのも素晴しい点です。
同じアンソロの「Man of Honor」は、おもしろかったんですが後半ちょっと追いていかれてる?といぶかしく思ってたら、本編が別にありました。独立したものを、それだけで完結させて書くのって難しいですね。(でもおもしろかったから、本編読んでみたいのですが)
この「Walking on the Moon 」はその点、本編の存在を感じさせません。勿論そのうち読んでみたいですが。

しかし「14日目」の配信なんだけど、いいんだろうか。今日はまだ7日目で、しかも本日分は別に届いたから、多分まちがえて配信したんだと思うけども…
まあいいか。

ややヒストリカルなもの、時の重みを感じさせるカプが好きな人におすすめ。いい作品です。

★短編
★歴史もの












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