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Animal Instinct
Stephen Osborne
AnimalInstinctLG.jpg★★★ summary:
恋人は十年前に交通事故で死んだ幽霊、友達は数百年は生きているだろう魔女、ペットはその魔女が生き返らせてくれた犬のゾンビ。
Duncan Andrewsは、きわめて「普通の」探偵であった。

その魔女のGinaの父親、非常に強大な魔法使いであった彼の頭蓋骨が墓場から盗まれ、何者かが力を手にしたという。
同時に、様々な動物の異常行動や、その動物に襲われて死んだ人々のニュースが報じられるようになった。
Ginaの父親は、特に動物を操る力に長けていたという。

何者かが、動物を操って、自分の欲求をとげている。
Duncanは事件を調べだすが、相手の反撃を受けてGinaは昏睡状態に陥ってしまい…
.....


Duncan Andrewsスリラー2。

相変わらず幽霊のスケスケ彼氏のRobbieと、さわれないからセックスしたくてもできないDuncan。実にかわいそうで、実に笑えますが、当人たちにとってはなかなかに深刻な問題です。
でも2人はラブラブだし、探偵仕事も一緒に片付けたりして、実にいい相棒でもある。

Duncan自身は普通の探偵なのですが、幽霊が見える体質のせいか、人づてに神秘現象の事件が持ち込まれてくる。
今回も吸血鬼を倒したり、そして友人のGinaのために魔法使いの頭蓋骨を探したり。動物に狙われているらしい、とDuncanに助けを求めてきた子供を守ろうとしたり。

途中で、霊媒師とテレビで名高い男に会いに行ったりもして、その男の一言がDuncanとRobbieの間に溝を作る。2人ともずっとかかえていた恐れを、あらわにされてしまう。果たして彼らはこのままでいいのか、死者は旅立つべきではないのか、生者が人生を自由に歩めるように。そして死者もまた、自分の運命を受け入れるのが自然なのではないか。
愛はある。でも愛は、答えではないかもしれない。

その辺のやりとりや葛藤がとにかくシリーズ通して切なくてもどかしく、可愛らしくもある。
ほんとになあ。答えがないままに時間がたっていくしかないし、お互いにお互いを引き止めているだけなのではないかと思ってしまうんですよ。お互い好きなのに!
いつか手を離すしかないのかもしれないと2人とも思いながらも、まだ、と思ってしまう。まだ。でも、「まだ」っていつまでだろう?

明るくて、かわいくて、でも切ない2人なのです。

話はDuncan視点で進みますが、今回はRobbieの視点もちょっとだけある。
あと最後に、ボーナスボーナス!なシーンもあってウフフでした。
一巻から通しで読むのがおすすめ。少し軽みもある、切な系のお話が読みたい時に。

★幽霊彼氏
★魔法使い












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