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Vertigo
Jordan Castillo Price
Vertigo★★ summary:
Channeling Morpheusシリーズ2作目。

MichaelとGrayとの邂逅から2ヶ月。Wild Billは吸血鬼の集団とともに、吸血鬼グルーピーの連中の血を吸い、セックスし、それなりに平和にすごしていた。
だがそこに、ついに彼の居場所をつきとめたMichaelが現れる。
Michaelはここに「吸血鬼を狩りにきたわけではない」と言う。彼はWild Billに会いに来たのだ。「杭のことは心配しなくてもいい」と言われるが、Wild Billが心配しているのは杭のことなどではなかった。

彼はMichaelに惹かれていた。強烈に。
だがMichaelは吸血鬼を狩る人間で、Wild Billはもう何十年も前に人間であることをやめ、吸血鬼となっている。どれほど惹かれても、Michaelに近づくのがいい考えだとは思えなかった。

そしてMichaelは、Wild Billの思った通り、その手の中にひとつふたつ、巧みな仕掛けを準備していたのだった。
.....



前作「Payback」に続く、今度はWild Billの視点から書かれる再会話です。やはり短編。
退廃的で、重く湿った、その一方でストイックなJordan Castillo Priceの雰囲気は健在。

MichaelとWild Billとをつなぐものは、そういう重く湿った「何か」であるように見えます。欲望なのか、それともそれが欲望以上のものなのか。互いにそれがわからないまま、Wild Billは逃げようとするが、Michaelは彼を追う。
2人の関係は、「Payback」の出会いからはじまり、この「Vertigo」で決定的な変化を迎えます。

ひどく微妙な、闇のふちをMichaelは歩きはじめているようにも見える。彼をつき動かすものはきっと孤独で、Wild BillもまたMichaelの孤独に惹きつけられる。
深い、暗い予感を含んだ物語です。
「Payback」を楽しんだ人なら絶対におすすめ。

★吸血鬼×人間
★短編












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