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Like Coffee and Doughnuts
Elle Parker
Like Coffee and Doughnuts★★☆ summary:
Dino Martiniは、古風なスタイルの探偵だった。銃を持ち、クラシックカーを運転し、女性には優しい。
親友のSeth Donnellyは車のメカニックで、Dinoは時おり仕事の手伝いをSethにたのんでいた。この男はいい加減で男でも女でも見境なく遊び倒し、ゴミ捨て場のような部屋に住んでいたが、Dinoにとっては背中を預けられる唯一無二の相手だった。

そのSethと、どうしてか、いつしかDinoは──恋に落ちたらしい。
どうしたらいいのかととまどうDinoと、苛立つSeth。だが二人の巻き込まれた事件は思いの外に大きなもので…
.....



この後にもう一冊出ているんですが、とても好きなシリーズです。
何となく洒落ていて、古い探偵小説の雰囲気を漂わせているのですが、ユーモラスで、二人の男がじゃれあってる様子も可愛い。
始めの方で、Sethが酒場で「俺の女に色目を使うな」と男にからまれているところに、Dinoが助けに入ります。「ダーリン、大丈夫か?この男に色目を使われてるのか?」と。
二人は楽しくその場を切り抜けて、笑い倒す。そんな仲ですが、いつの間にか少しずつ、親しい気持ちが別の物に変わっていく。

Dinoのたじろぎはまず一つ、彼がこれまで男と付き合ったことがないということ。Sethが親友だということ。そしてSethが「二本足で動く物なら何でもヤッちまう」プレイボーイだということ。
Dinoは古風で真面目な男だから、考え始めたらなかなか動けない。そこで焦れてるSethもかわいい。

ほのぼのと、ユーモアのある軽い感じて進んでいきます。ソフトボイルドというのか、軽いタッチの探偵ものが好きな人ならこの軽口に満ちた雰囲気は大好きだと思う。
Dinoが引越したアパートには四人の老婆が住んでいるのですが、彼らをまるで古い映画の世界のようにエスコートしてあげるDinoと、四人それぞれの個性のつよい女性たちの雰囲気も楽しい。頑固な老婆もいるし素敵で色っぽい老婆もいて、さりげなく皆に人生があるんだっていう影もある。
ロマンス部分もかわいらしくて、実はとまどっているのがDinoだけじゃなくて、プレイボーイのSethもだとか、ところどころ本当にほほえましい。

悪友ものとか、軽いユーモアのある感じが好きな人におすすめ。ストーリーもがっちりしてますし、安心してのどかに楽しめます。
タイトルの「Like Coffee and Doughnuts」、「コーヒーとドーナッツのように自然にそばにある存在」ということです。この響きにぐっとくる人なら読んで損はなし。

★悪友・相棒
★堅物×プレイボーイ












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