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The Little Death
Andrea Speed
The Little Death★★ summary:
ロサンゼルス、エコー・シティ。
Jake Falconerは数年前に相棒を亡くしたまま、探偵事務所を続けているアルコール浸りの探偵だ。
そんな彼に、モデルの男が依頼を持ちかける。双子の弟が姿を消したと言う。

調査を始めたJakeは、殺された証人の事件で濡れ衣をかぶせられそうになり、銃撃され、圧力をかけられる。
失踪者はどこへ消えたのだろう?
足取りをたどるうちに、彼は高級なセックスクラブへとたどりつくのだが…
.....



ハードボイルド系のお話。
文章も何だかハードボイルドチックで、Jakeの死んだ相棒が「スペンサー」という名前だというところからも、ハードボイルドを意識しているのがよくわかります。(スペンサーはロバート・B・パーカーの小説の主人公で、ハードボイルドの代表的な探偵のひとり)
エコー・シティつーのは架空の都市だと思います。バットマンみたいなものかもしらん。

相棒を亡くし、恋人とも破局し、Jakeは酒瓶の底をのぞくような生活をしています。
その恋人と言うのは若く正義感にあふれた警察官で、今回の事件を通してJakeと再会し、「また飲んでるのか!」と小言を言うけれども、Jakeが危機に陥るたびにそこから引っぱり出しにやってきてくれる。
彼への気持ちがまだ残っているのを感じつつ、でもJakeはふらっと誘惑にかられて依頼人の男と寝ちゃったりするんだけどね。ダメな男だからしょーがない。ダメな男だけどいったん噛みついた事件は離さない。

あっちでめった打ちにされ、こっちでぶちのめされつつ、Jakeは真相に向かって這うように進んでいく。
由緒正しいハードボイルドとマカロニウェスタンを混ぜたような感じで(主人公がボコボコにされるのが伝統なのです)、何かなつかしい感じで読んでしまった。絶対その状態じゃ動けないだろ!という怪我でも動いちゃうのがハードボイルドの探偵なのだ。
よたよたとしながらへぼへぼと、でもしがみつくように事件を追っていく様子が楽しい。ラストまでしっかりと雰囲気を保っている点が高評価です。

キャラに感情移入すると言うよりは、雰囲気を楽しむ一本。
ハードボイルド好き、硬派な感じが読みたい人ににおすすめ。

★アル中の探偵












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