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Scenic Route
Chrissy Munder
Scenic Route★☆ summary:
Ed Baldwinはシャイで、引っ込み思案で、人に自分の意見を言うことがほとんどできない男だった。
その彼が、ついに両親に恋人を紹介するために、恋人と二人で車の旅をしている。

ついナーバスになって恋人に当たってしまう彼を、Joe Suttonは時に意地悪に、時に優しく受けとめていた。
Joeには、Edが緊張のはけ口を求めているだけだとわかっていたのだ。
だが、ついにいささかうんざりしたJoeは、Edの反対を押し切ってさびれたモーテルの前に車を止める。そこで一晩頭を冷やそうと。

そのモーテル全体が、まるで営業していないかのようであった。
だがカウンターに現れた男からキーをもらって、二人は部屋に入る。
その夜、部屋に奇妙な電話がかかってきて…
.....



短いゴーストストーリー。
「Midsummer's Nightmare」という30の短編がおさめられたアンソロの一編ですが、この話だけでも買えます。正直この表紙はどうよと思いますが、Chrissy Munder 好きなので買ってみた。

ほんとに短いし、わりとありがちなオチだとも思うんですが、EdとJoeのカプの感じが好きです。
ナーバスで、ついつい八つ当たりしがちなEdと、彼にきついことを言ったりうんざりしながらも愛しているJoe。
短い話の中で、シャイなEdを相手にここまでの関係を作るのにJoeが結構苦労したこと、Edが両親に対して賛成されないのではないか(もしかしたらゲイであることを)と不安に思っていること、でも最後には何があろうと「その先」に二人で進むつもりであること、などが浮き上がってきます。

決して感情的に強調された話ではないんですが、この作家は抑えた表現でさりげない人の心の機微を書くのがうまいと思うのです。地味ではあるけど、その地味さが好きさ。

読書の目先を変えたい人や、ちょっとしたゴーストストーリーを読みたい人におすすめ。
主人公が決して「できた男」ではない感じがかわいい。
表紙はアンソロ全体の表紙なので、こういうシーンはないです。いいのか悪いのか…

★里帰り












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