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A Matter of Time 4
Mary Calmes
A Matter of Time 4★★ summary:
A Matter of Timeシリーズ 4(前巻のネタバレあり)

デザイナーJory Keyesと、殺人課の刑事として戻ってきたSam Kage。
2人の関係は今度こそ確固としたものになりそうだった。

Joryはこれまでの経験からまだ破局を恐れているが、Samが本気であることは彼にもよくわかった。Samは、Joryの人生の中に自分の居場所を見つけ、そして自分の人生の中にJoryを入れようとしている。
彼はもう、2人の関係を隠そうとも、「ノーマル」な人生をうらやんでもいなかった。

だが、3年前の事件はまだ2人の背を追っていた。
3年前、Joryによく似た男が、Joryが前に住んでいた部屋で殺された──その事件は、かつて事件の目撃者となったJoryの口封じに失敗したものだと思われていた。裁判とともにすべて終わったのだと。
それなのに、また、男が殺される。Joryとつながりを示す物を持って。
連続殺人。そして、その殺人が指し示すのはJoryだった。

誰が、何のためにそんなことをしているのだろう? 3年以上にわたって?
殺人者は自分の身近にいるのだろうか?

そんな時、Samの身にまで危険が迫り、Joryは事件を自ら追いはじめる。Samを守るために。

*DreamSpinnerから、3と4を合わせて「A Matter of Time2」として再発売されました。
.....



A Matter Of Timeシリーズ4
続き物。1、2、3を読んでから!

3でよりを戻した2人のその後、ではありますが、もうしっちゃかめっちゃかです。
Joryが走る逃げる走る逃げるっていう感じ。

今回はSamから逃げているわけではなくて、Samが動けない間、とにかくアクティブに事件を追い掛け回す。誰の制止もききません。
ブレーキの壊れた車みたいです。アクセル踏みっぱなし。大丈夫か。
回りの人間の心配はとどかないし、無理矢理警察に保護されれば悪党の手を借りてそこから抜け出したり、パトカーの後ろから手錠つけたまま逃げ出したりと、ほんと無茶苦茶。
みんなJoryをとめようとしますが、「もう誰にもとめられないんじゃよ」って感じ。直感と行動力にすぐれたJoryはたまにちゃんと役に立ったりして、それがまた余計に物事をややこしくしている。ただの役立たずならもっとマシかも。

ふたたび色々な事件がおこって、にぎやかな一冊です。事件だけでなく、SamとJoryが2人でどう一緒の人生を生きていくか、そういう彼らの愛情やお互いのための妥協もきちんと書かれていて、これまでの3冊の流れをきちんと締めています。

Nickの行く手というか、身の落ちつけ方がわかったのが地味に嬉しかった。1でJoryと一晩すごした後「君が好きなんだ」とごたごたした医者ですが、その後も何かと出てきて、微妙な愛着があったサブキャラでした。
間が抜けてて惚れっぽくて、いい人なんだけど思いこみ強そうで、Joryが寝た相手の中でもかなりいいキャラ出してたと思います。身の落ちつけ方も、彼らしくどこか間抜け。

Joryの失踪と迷走っぷりが半端じゃないので読んでて楽しいですが、4になるとちょっとJoryの立ち位置が「姫」っぽくなるのが個人的にはちょっと残念かなー。活発で強気で行動力もあるんだけど、何と言うか、愛されポジションが姫っぽい。(3までの姫になりそうでならない感じがツボだった)
それと、少しミステリ部分がルーズかなあという印象もある。
でもそのへんをノリで読み切っていくと、相変わらずすごく楽しい読書です。読み出したらなかなかとまれない。
無茶苦茶でやる気でがんばっててけなげな、でもトラブルメーカーな受けが好きなら迷わずいきましょう。

シリーズ完結かどうかはわかりませんが、とりあえず話は一段落した感じです。ものすごく楽しいシリーズでした。おすすめ。

★トラブルメーカー
★暴走受け












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