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Blood Slave
Kim Dare
Blood Slave★☆ summary:
Keatsは吸血鬼がいないということを認めたくなかった。友人のLelandに、超自然的な存在を探してうろつき回ったり変なパーティに出たりするのはやめると約束したものの、彼はまだそういうものに惹かれていた。
吸血鬼のふりをした人々が集まる、無害なパーティ。それに出るのは約束破りにはならないだろう。
そう思って参加したパーティで、彼はまさに、ばったりと友人のLelandに出会う。

Lelandはもう何ヶ月も、Keatsを噛みたい欲求をこらえてきた。
だが、ハロウィーンの夜、まさに吸血鬼たちが獲物をむさぼろうとするその宴の場所で、好奇心のまま呑気にさまよっているKeatsを見た時、その自制心も吹き飛びそうだった。
Keatsは何を考えているのだ? Lelandが彼を下僕として認めなければ、Keatsは多くの吸血鬼の欲望のままにむさぼられる。だが下僕として宣言すれば、Keatsを自分の物として保護はできるが、それは完全にKeatsがLelandに従わなければならないと言うことを意味した。

吸血鬼と人間は、主人と下僕。それ以外のものではあり得ない。
だが陽気で不屈で、度し難いユーモアのセンスを持つKeatsを、この愛しい友人を、Lelandは下僕として慣らすことが出来るのか?
.....



吸血鬼もの、そしてBDSM、というカテゴリにもかかわらず、ユーモア小説です。
なんつーか、Keatsがかなりぶっとんでるというか、肝が据わりすぎていて、自分を守ろうとしているLelandの鼻っ面を引き回しているようなところがあって、それが度をすぎると笑えてきます。
いやもう、奔放というか、欲望に忠実というか。

Lelandはいい男で、吸血鬼としての風格も、主人としての威厳も備えていますが、Keatsはそんなものには縛られません。言いたい放題、やりたい放題。
それを上から押さえつけようとするLeland。LelandはKeatsを守りたいのです。だが、Keatsはしたたかに、彼の支配をやり返す。

Keats自身はBDSMが好きで、Lelandが好きで、Lelandと主従の関係になるのに否やはありませんが、それが自分の人間性を無視した一方的な関係になるのは受け入れられない。彼はただLelandと楽しみたい、そしてそのためならわりと恥を知らない男でもあります。

シチュが耽美で、吸血鬼と人間の支配関係なのに、内面は「もう勘弁してくれ」の主人と「わああ楽しい」の下僕の話。結局ラブラブだけど。
わりと短くテンション高め、ややトンデモ。
ユーモア系が好きで、何か困ってる主人とか見ると萌える!の人におすすめです。

★吸血鬼×人間












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